知覚過敏:ケア
知覚過敏のケア
ここでは、2003年の知覚過敏に関するカナダ諮問委員会のコンセンサスに基づく推奨事項など、知覚過敏のケアに関するさまざまなアプローチについて取り上げます
知覚過敏を管理するためのステップ
診断確定
- 知覚過敏のスクリーニングを行い、鑑別診断で確定します
指導
- 患者さんに対し、知覚過敏の原因に関する認知度を向上させます
- 知覚過敏をケアするためにできるライフスタイルの変化についてアドバイスします
推奨
- 適切なアドバイスとともに、患者さんのニーズに沿った治療を推奨、または提供します
患者さんへの指導
ライフスタイルの変化や、毎日の口腔衛生習慣を通じた知覚過敏のケア方法について、患者さんを指導する必要があります。推奨事項には以下が含まれます1。
- リスク因子(例:過度な、または効果のない歯磨き)を除く方法について患者さんを指導する
- 食事での過度な酸の摂取を控える
知覚過敏症状ケア歯磨剤は、歯髄を鈍麻させシミる症状を鎮静化させます。
知覚過敏の再発と患者さんのメンテナンス
カナダ諮問委員会による、知覚過敏に対する効果的な長期ケアに関するガイドラインでは、再診時に患者さんの痛みの経験を再評価することが推奨されています。知覚過敏による痛みが継続している場合、患者さんのメンテナンスと見直しが必要です2